元気な時代、それは山口百恵です [山口百恵]
6/30から熊本現代美術館で始まった「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」。
記事「篠山紀信展 写真力 山口百恵さんを見てきました」でもご紹介しました。
桜田淳子ブログ以外にもうひとつ写真ブログをやっている私は、篠山紀信先生の大迫力の写真に超影響を受けました。「写真はもっと生々しく、活性化したもの。写真は芸術じゃない。写真はもっと大きな力を持っている」という篠山紀信先生のお言葉、超越してますね。
街角スナップ中心の理解されにくい私の写真、タイプは違うし篠山紀信先生の写真はあまり好きではありませんでしたが、今回の写真展を見たあと先生の本を買ってしまいました。
買ったのは昨年3月に発売された「元気な時代、それは山口百恵です」。
一年以上前に出版された本なので買われた方も多いのでは。 わたしは遅ればせながら、です(笑)
この本厳密には写真集ではなく、篠山紀信写真論:エッセイですが、とてもわかりやすく書いてあるし、読み物としても良いのかな。
そして、この中の一部は今回の写真展で展示されています。
それにしても一番気に入ったのはこの表紙、最高ですね!
山口百恵ちゃんがとっても活き活きと、そして可愛らしく写ってます。
こんな表情を撮れるとはさすが篠山紀信先生。
しかし、桜田淳子さんとのツーショットの写真もお仲間に入れて欲しかったなぁ、そこが残念 ^^;
篠山紀信展 写真力 山口百恵さんを見てきました [山口百恵]
今日6/30から9/17まで熊本市現代美術館で篠山紀信氏の国内公立美術館初となる山口百恵さんやピンクレディー、AKB48を含む133点の写真たちを展示した大回顧展「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」が開催され、初日は篠山紀信氏のトークライブがあると言うことで行ってきました。ご存じのように篠山紀信氏は激写と呼ばれるジャンルを作り、アイドル、俳優、スポーツ選手など多様なジャンルの作品を発表してきた有名写真家。その写真展ということで楽しみにしていました。それに山口百恵さんの写真も ^^;
トークライブの前にまずは展示作品を見ましたが、
「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」の会場は、ゴッド(鬼籍に入れられた人々)、スター(すべての人々に知られる有名人)、スペクタクル(私たちを異次元に連れ出す夢の世界)、ボディー(裸の肉体ー美とエロスの闘い)、そしてアクシデンツ(東日本大震災で被災された人々の肖像)という5つゾーン。普通の写真展のイメージで展示会場に入ったのですが、これが最大で3.4mx3.4mと壁面サイズ、ビッグサイズで超圧倒されました。大原麗子さんが!寅さんが!夏目雅子さんが!迫ってくる!!すごい迫力です。スケールがデカ過ぎ!後藤久美子さんも2.8mx8.3mと超巨大。山口百恵さんはちょっと小振りでしたが、それでも2mx3mものサイズ、小さな写真は見た事ありましたが、あんな巨大な山口百恵さんを見たことはありません(上の写真)。珍しいところでは栗田ひろみさんと言った懐かしい方の写真も。サイズがデカければ良いというわけではありませんが見る人に迫り訴えかけてくる写真の力というものを感じました。
熊本市現代美術館のホームギャラリーで行われたトークライブでは狭い空間に超満員。篠山氏は私の席から数mの位置と間近でお話を聞くことができました。まずは70年代を代表するアイドル百恵さんのジャケット写真を撮り続けてきたという話で口火を切り、その後はずっと冗談混じりのトークで爆笑の連続、あんなおもしろい方だとは思いませんでした。
このブログは芸能ブログなので氏の写真の話題では無く、百恵さんのこぼれ話をひとつ。
あの湖の今にも沈みそうになっている船の上に横たわっている有名な写真ですが、あの時はスケジュールがまったく無く一枚の写真の為に撮りに行くわけにはいかない。そこでマガジンやGOROやら、あらゆる写真の仕事をかき集めあの場でようやく撮れたそうです。だから百恵さんも心なしか疲れたきった表情をしてる、と笑いを誘っていました。
今回の写真展は各地を巡回するようですが熊本が最大規模だそうです。9月中旬まで開催していますので機会を作って見にいらっしゃってはいかがでしょうか。なお、8/19は篠山紀信氏と宮崎美子さんのトークライブが予定されています。
※奥様の南沙織さんの写真は展示されてなかったのが残念でした^^;
「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」熊本市現代美術館
2012年6月30日(土)ー9月17日(月)
山口百恵さんの記憶 [山口百恵]
今更ですが先日、はじめて山口百恵さん関連のCDを購入しました。
超お得なシングル盤のA面が全て収録されている「GOLDEN☆BEST 山口百恵 コンプリート・シングルコレクション」です。
淳子ちゃん派でしたが歌詞カードを見ずに完璧に覚えていたのには驚き、小さな頃に聴いたものは覚えているものですね。まぁこれも父が仕事で地元歌手のバックバンドなどもやってた関係で小さい頃に歌謡曲の音源テープと楽譜が自宅に転がっていたおかげでしょうけど。
ただそれも1975年9月発売の「ささやかな欲望」まで。
それ以降のものは曲は知っていても全くと言って歌詞を覚えていません。
大ヒットした「横須賀ストーリー」や「プレイバックPart2」くらいは当然わかりますが….
振り返ってみると、この頃から勉強しながら深夜ラジオを聴いたり、ビートルズやクィーン、オリビアなどの洋楽の方へのめり込んで行ったため、百恵ちゃんは中学1年くらいまでで聴かなくなっていたみたい。
それに私の中では百恵ちゃんが千家和也・都倉俊一両先生の作品を卒業したのも原因の様です。世間では売れて行った山口百恵さんの曲のイメージがどうやら私には合わなかったみたいですね。
すべて良い曲だとは思いますが、やはり私は根っからの淳子派です ^^

GOLDEN☆BEST 山口百恵 コンプリート・シングルコレクション
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
- 発売日: 2009/08/19
- メディア: CD